「薪」で終わる四字熟語
「薪」で終わる四字熟語 — 6 件
救火以薪(きゅうかいしん)
誤った処置をしたことで、かえって悪化してしまうことのたとえ。 火を消そうとして薪を加えるということから。 「火(ひ)を救うに薪(たきぎ)を以(もっ)てす」とも読む。
曲突徙薪(きょくとつししん)
未然に災難を防ぐこと。 「突」は煙突のこと。 「徙」は移すこと。場所を変えること。 かまどの煙突の近くに薪(まき)を積んでいては火事になるので、煙突を安全な方向に曲げ、薪をかまどから離れた場所に移動して火事を防ぐことから。 「徙薪曲突」ともいう。
噬指棄薪(ぜいしきしん)
母と子の気持ちがお互いに通じることのたとえ。 「噬指」は指を噛む。 「棄薪」は薪(たきぎ)を捨てるという意味。 後漢の蔡順が薪を採りに行っている間に来客があって、母が困って自分の指を噛むと、その気持ちが通じ、蔡順が薪を捨てて帰ってきたという故事から。
戴封積薪(たいほうせきしん)
中国の後漢の戴封が、雨が降るように祈りをささげたが雨は降らず、積み重ねた薪の上に座り自分を燃やして生贄にしようとしたところ大雨が降り始めたという故事。 「戴封」は人の名前。 「積薪」は薪を積み重ねるという意味。
杯水車薪(はいすいしゃしん)
少なすぎて役に立たないこと。 「杯水」は杯に一杯分の水、「車薪」は車一台分の薪のことで、杯に一杯分という少量の水で、燃えている車一台分の薪の火を消そうとするという意味から。
釜底抽薪(ふていちゅうしん)
根本にある原因を取り除かなければ、問題を解決することはできないということ。 火にかけた釜が煮え立たないようにするには、釜の下にある薪を取り出すのがよいという意味から。 「釜底(ふてい)薪(たきぎ)を抽(ぬ)く」とも読む。
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