「群」を含む四字熟語一覧
群を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
- 群蟻附羶(ぐんぎふせん)- 利益が発生するところに、人々が群がることを卑しむ言葉。 「羶」は生臭いことで、生臭い肉に蟻が集まるということから。 「群蟻羶に附く」とも訓読する。 「群蟻付羶」とも書く。 
- 群蟻付羶(ぐんぎふせん)- 利益が発生するところに、人々が群がることを卑しむ言葉。 「羶」は生臭いことで、生臭い肉に蟻が集まるということから。 「群蟻羶に附く」とも訓読する。 「群蟻付羶」とも書く。 
- 群疑満腹(ぐんぎまんぷく)- 疑わしいことが多くて、心の中が疑問でいっぱいになること。または、たくさんの人が疑いの心を持つこと。 「群」は多いことや多くの人、「疑」は疑いの気持ちを持つこと。 「満腹」の「腹」は腹の中ということから、心という意味で、「満腹」は心の中がいっぱいに満ちるということ。 
- 群軽折軸(ぐんけいせつじく)- 小さな力でも、多く集まれば大きな力になることのたとえ。 「群」は多いことや多くの人、「軸」は車の軸のことで、軽いものでも数が多ければ重くなって、車の軸は折れるという意味から。 「群軽(ぐんけい)軸(じく)を折る」とも読む。 
- 群鶏一鶴(ぐんけいのいっかく)- 多くの凡人の中で、極めて優れている一人の人物のこと。 鶏の群れの中にいる一羽の鶴という意味から。 
- 群策群力(ぐんさくぐんりょく)- たくさんの人が策をめぐらせて、皆で力を合わせること。 「群策」はたくさんの臣下が策を巡らすこと。 「群力」はたくさんの役人の力のこと。 立場が下の人が策を巡らし、立場が上の人はそれを受け入れて協力することにより、組織は最も強い力を発揮するということから。 漢が楚を倒した理由を尋ねると、臣下の作戦を聞き入れて、役人と臣下は力を合わせたからと答えたという故事から。 
- 群而不党(ぐんじふとう)- すぐれた人物は、人と仲良くしても徒党を組むことはないということ。 「党」は徒党を組んで身内を優遇すること。 「群して党せず」、また「群すれども党せず」とも読む。 
- 群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)- 実力者たちがそれぞれ勢力を持ち、対立すること。 「群雄」は英雄や実力者たちのこと。 「割拠」は各地に拠点を構えて勢力を持つこと。 戦国時代、英雄達が各地に拠点を構えて覇を競ったことから。 
- 群竜無首(ぐんりゅうむしゅ)- よい人材はたくさんいるが、統率できる者がいないために、うまく事が運ばないこと。または、まとめる人がいないこと。 「群竜」の「竜」はよい人材のたとえで、「群竜」は竜がたくさんいるという意味から、よい人材がたくさんいること。 「無首」の「首」は統率できる者のことで、「無首」は統率できる者がいないこと。 「群竜、首無し」とも訓読みする。 
- 群竜無首(ぐんりょうむしゅ)- よい人材はたくさんいるが、統率できる者がいないために、うまく事が運ばないこと。または、まとめる人がいないこと。 「群竜」の「竜」はよい人材のたとえで、「群竜」は竜がたくさんいるという意味から、よい人材がたくさんいること。 「無首」の「首」は統率できる者のことで、「無首」は統率できる者がいないこと。 「群竜、首無し」とも訓読みする。 
- 鶏群一鶴(けいぐんのいっかく)- 鶏の群れの中の一羽の鶴という意味から、多くの凡人の中で極めて優れている一人の人物のこと。 
- 卓爾不群(たくじふぐん)- 一際すぐれていること。 または、そのような人のこと。 「卓爾」は並外れてすぐれていること。 「不群」は他よりも特にすぐれていること。 
- 抜群出類(ばつぐんしゅつるい)- 才能などが一際すぐれていること。 「抜群」と「出類」は、どちらも同じもののなかで飛び抜けてすぐれているということ。 
- 邑犬群吠(ゆうけんぐんばい)- 小者たちが集まり、うわさや悪口などを話して騒ぎ立てること。 「邑」は村里のことで、群がり吠え立てる村里の犬にたとえた言葉。 
- 離群索居(りぐんさっきょ)- 仲間や群れから離れて一人でいること。 「群」は群れや仲間、「索」は散るや孤立するという意味。 
 
         
    