「悟りを開く」に関連する四字熟語 — 32 件
「悟りを開く」に関連する四字熟語を一覧で紹介します。各四字熟語の読み方・意味もあわせて確認できます。全32件を五十音順に掲載しています。
四字熟語一覧(五十音順)
一切皆成(いっさいかいじょう)
この世の全ての生き物は、仏になることのできる可能性を秘めているという考え。 「一切皆成仏」を略したもの。
一旦豁然(いったんかつぜん)
ふとした時にいきなり迷いがなくなり、悟りが開けること。 「一旦」はとある朝。 「豁然」は迷いがなくなって悟りが開けること。
一超直入(いっちょうじきにゅう)
迷いを乗り越えると、悟りの境地に至ることができるということ。 「直入」はすぐに悟りを得ること。 仏教の言葉で、煩悩を捨てさってしまえば、すぐに悟りを得ることができることを言う言葉。
廓然大悟(かくねんたいご)
不満や疑念などのわだかまりがなく、真理を悟ること。 「廓然」は心が広く、何のわだかまりもないこと。 「大悟」は真理を悟ること。
豁然開朗(かつぜんかいろう)
目の前が明るく広がること。 または、これから先に望みの持てる見通しが立つこと。 または、悩みが解決して悟りを得ること。 「豁然」は広々と開けている様子。または、悩みなどが解決してすっきりとすること。
空手還郷(くうしゅげんきょう)
手に何も持たずにふるさとへ帰ること。 鎌倉時代の禅僧道元は、宋に渡って天童如浄のもとで学んだが、経典も仏像も持ち帰らずに帰国した。 そこでつかんだのは、目は横に、鼻は縦についているという、ありのままの姿をありのままに受け取ることだった。 遠い国にだけ特別な教えがあるわけではないのだから、持ち帰る物などない、という思いをこの言葉で表している。 「空手(くうしゅ)にして郷(きょう)に還(かえ)る」とも読む。
見性自覚(けんしょうじかく)
自身の生まれつき持っている性質を悟ること。 「見性」は自身の本質を見極めること。
見性成仏(けんしょうじょうぶつ)
自身の持つ仏としての性質を見極め、悟りの境地に至ること。 「見性」は自身の本質を見極めること。 「成仏」は悟りを得て、仏になること。 禅宗の言葉で、全ての人は本質的に仏になる資質を持っているということをいう言葉。
恍然大悟(こうぜんたいご)
ちょっとしたひらめきから悟りを得ること。 「恍然」はふとした瞬間にいきなり理解すること。 「大悟」は煩悩をなくして悟りを得ること。
後生菩提(ごしょうぼだい)
来世に極楽に生まれ変わること。 または、来世に生まれ変わって悟りを得ること。 「後生」は現世での死後に、来世に生まれ変わること。 「菩提」は悟りの境地のこと。
三草二木(さんそうにもく)
資質や能力に差がある普通の人たちでも、仏の教えによって、誰もが悟りを得ることができるということ。 「三草」は大、中、小の三種類の薬草。 「二木」は大、小の二種類の木。 どんな大きさの植物も雨水の恩恵を受けるということから。
三鳥出網(さんちょうしゅつもう)
三つの悟りに至るための修行や方法がそれぞれ異なっていることのたとえ。 「三鳥」は、仏教の三乗のたとえ。三乗は、悟りを得るための三つの修行や方法である声聞乗(しょうもんじょう)・縁覚乗(えんかくじょう)・菩薩乗(ぼさつじょう)のこと。 三乗によって悟りを得ることを、三羽の鳥が網から外へ出ることにたとえた言葉。 「三鳥(さんちょう)網(あみ)を出(い)ず」とも読む。
四弘誓願(しぐぜいがん)
仏になろうとする修行者や菩薩が願いかなえると誓う四つのこと。 あらゆる生き物の苦しみを無くす誓願、衆生無辺誓願度。 尽きない煩悩を全て断つ誓願、煩悩無尽誓願断。 全ての法門を学び尽くす誓願、法門無量誓願学。 仏道の最高の悟りを得て成仏する誓願、仏道無上誓願成。
至道無難(しどうぶなん)
好き嫌いや損得など選り好みする気持ちさえなければ、禅で悟りを開くことは難しいことではないということ。 「至道」は悟りや真理に達する道のこと。
出離生死(しゅつりしょうじ)
生と死の苦しみから離れて、悟りの境地を得ること。 仏教の言葉で、生と死の迷いの世界から離れるということから。
生死事大(しょうじじだい)
生か死かは最も大切な問題だが、今生きていることが最も大切であるということ。 禅宗の言葉で、生と死を繰り返して悟りを得ることは大切だが、悟りを得るのは、今生きている間しかないので、今を生きることが最も大切であるということ。
生滅滅已(しょうめつめつい)
仏教の言葉で、生と死を超越して、煩悩が無くなった安らぎの境地である涅槃に入ること。 「生滅」は生まれることと死ぬこと。 「滅已」はなくなるということ。
上求菩提(じょうぐぼだい)
菩薩がさらに高みを望んで、完全な悟りの境地を求めること。 仏教の言葉で、仏教の修行者の菩薩が、自身が仏になるために、煩悩を捨て去った悟りの境地である菩提を求めるという意味から。
即身成仏(そくしんじょうぶつ)
生きたまま悟りの境地に達して仏になること。 「即身」は肉体が生きている状態のこと。 「成仏」は仏になること。
大隠朝市(たいいんちょうし)
悟りを開いた真の隠者は、山中ではなく人の多い街中で生活しているという意味。 「大隠」は本当に悟りを開いた隠者のこと。 「朝市」は人が多く集まる場所。
大悟徹底(たいごてってい)
欲望や迷いなどの煩悩を全て捨てて悟りを得ること。 「大悟」は真理を会得すること。 「徹底」は端から端まで全てに行きとどくこと。
知目行足(ちもくぎょうそく)
悟りを得るためには、知識と修行、どちらも必要なものだということ。 仏教語で、知識を目、修行を足に例えたもの。 「智目行足」とも書く。
転迷開悟(てんめいかいご)
煩悩による迷いを捨てて、悟りの境地へ至ること。 「転迷」は煩悩による迷いを捨てること。 「開悟」は悟りを開くこと。 「転迷解悟」とも書く。
二河白道(にがびゃくどう)
仏教での極楽往生へ至るための道のこと。 「二河」は怒りを示す火の河と貪欲を示す水の河のこと。 二つの河に挟まれた極楽の彼岸に到達する白い道のことで、両側から火と水が迫り、後ろからも追っ手が迫っている中で一心にその道を進むと、ついには極楽浄土へたどり着いたことから、煩悩にまみれた人でも念仏一筋につとめれば悟りの彼岸にいたることを説いたもの。
女人成仏(にょにんじょうぶつ)
女性が悟りを得て仏になること。または、女性でも仏になることはできるということ。 古代のインドで女性は五つの地位を得ることはできないとされていたが、大乗仏教では道を得ると仏になれるとした。
畢竟寂滅(ひっきょうじゃくめつ)
悟りを極めて境地にたどり着くこと。 「畢竟」は究極のという意味。 「寂滅」は煩悩を全てなくすことで得られる心の静かさのこと。
不渉階梯(ふしょうかいてい)
段階を踏まずに、いきなり悟りに至ること。 「階梯」は修行の段階のこと。 「階梯(かいてい)に渉(わた)らず」とも読む。
変成男子(へんじょうなんし)
女性が仏になるときに、一度男性になること。 古代のインドで女性は五つの地位を得ることはできないとされていたが、大乗仏教では道を得ると仏になれるとした。
発菩提心(ほつぼだいしん)
悟りを得るために仏門に入る気持ちを持つこと。 「発」は物事を始めること。 「菩提心」は煩悩を捨てて、悟りを得ようとする心のこと。 「発心」と略して使うこともある。
本覚大悟(ほんがくだいご)
心の迷いから抜け出して、仏の性質を理解すること。 「本覚」は人間が生まれながらにして持っている仏性の悟り。 「大悟」は煩悩を捨て去り、悟りを開くこと。
煩悩菩提(ぼんのうぼだい)
煩悩は悟りを得るための邪魔になるが、煩悩は悟りを得るために必要なものでもあるということ。 「菩提」は悟りへと至る境地のこと。 仏教の言葉で、煩悩も人間の本質であり、悟りと煩悩は同一のものであって、煩悩があるからこそ悟りがあるという意味から。 「煩悩即菩提」を略した言葉。
妙法一乗(みょうほういちじょう)
法華経だけが悟りを得られる唯一のものと説いたもの。 「妙法」は仏法の妙法蓮華経、「一乗」は悟りを得るための唯一の道という意味。
