「かん」から始まる四字熟語 — 115 件
四字熟語一覧
閑雲孤鶴(かんうんこかく)
世間を離れのんびりと自由に暮らすこと。 または、隠士の心境のたとえ。 「閑雲」はのんびりと空に浮かぶ雲。 「孤鶴」は野で自由に遊ぶ鶴。
干雲蔽日(かんうんへいじつ)
大きな木を言い表す言葉。 「干雲」は雲の中を押し進むこと。 「蔽日」は太陽を覆い隠すこと。 雲の中を進み、太陽を覆い隠すほどに大きいということから。 「雲を干(おか)し日を蔽(おお)う」とも読む。
韓雲孟竜(かんうんもうりょう)
男性同士で肉体関係を持つこと。 または、男の同性愛のこと。 「韓」と「孟」はどちらも人の名前で、韓愈と孟郊のこと。 二人は互いに地位を気にせずに、親友としての契りを交わしていたが、世間からは同性愛と噂されたということから。 「雲」と「竜」は互いに必要とし合っていることを言い表す言葉。
閑雲野鶴(かんうんやかく)
世間を離れのんびりと自由に暮らすこと。 または、のんびりとした生活を送る隠士の心境のたとえ。 「閑雲」はのんびりと空に浮かぶ雲。 「野鶴」は野で自由に遊ぶ鶴。 「野鶴閑雲」ともいう。
檻猿籠鳥(かんえんろうちょう)
自由を奪われて自分の好きなように生きることが出来ない境遇のたとえ。 籠の中の鳥と檻の中の猿という意味から。 「檻猿籠鳥」ともいう。
観往知来(かんおうちらい)
過去の物事を注意深く観察して、これから先のことを推測すること。 「往」は以前の事柄。過去。 「来」は先の事柄。将来。未来。 「往(ゆ)くを観(み)て来(きた)るを知る」とも読む。
韓海蘇潮(かんかいそちょう)
中国の唐の詩人の韓愈と北宋の詩人の蘇軾の文体のこと。 韓愈が書いた文章は海のように広々としていて、蘇軾の書いた文章は、海水の満ち引きのように力強い起伏があるという二人の文体を批評した言葉から。
扞格齟齬(かんかくそご)
意見がぶつかり合うこと。 「扞格」はお互いに相手の意見を認めないこと。 「齟齬」はかみ合わないという意味。 「捍格齟齬」とも書く。
干戈倥偬(かんかこうそう)
いつも戦争をしていて休む暇がないこと。 「干戈」は盾と矛のことで、戦争のたとえ。 「倥偬」は忙しい様子。
鰥寡孤独(かんかこどく)
親族が誰もいなくさびしいこと。 「鰥」は年をとって妻がいなくなった夫。 「寡」は年をとって夫がいなくなった妻。 「孤」は親がいない子ども。 「独」は子どもがいない老人。 全て身寄りのないさびしい人を言い表す言葉。 「矜寡孤独」とも書く。
寒花晩節(かんかばんせつ)
老後を全うすること。 「寒花」は冬に咲く花。 冬に咲く花は、長い期間香りを保つということから、人生を終えるまで節義を保ち続けるということのたとえ。
轗軻不遇(かんかふぐう)
すぐれた才能を持ちながら、世に受け入れられないこと。 または、物事が思い通りにいかず、地位や境遇に恵まれないこと。 「轗軻」は道が悪く車がうまく進めないことから転じて、物事が思い通りにいかないことのたとえ。
干戈不息(かんかふそく)
戦争がいつまでも続いて終わらないこと。 「干戈」はたてとほこのことで、戦争のたとえ。 「不息」は終わらないこと。 「干戈(かんか)息(や)まず」とも読む。
緩歌慢舞(かんかまんぶ)
ゆったりとした調子で歌って舞うこと。 「緩歌縵舞」とも書く。
侃侃諤諤(かんかんがくがく)
相手に遠慮することなく、激しく議論を戦わせる様子。 または、遠慮することなく、自分が思っていることをはっきりと言うこと。 「侃侃」は心が強く、信念を曲げることがないこと。 「諤諤」は思っていることをはっきりと言うこと。 「侃々諤々」とも書き、「侃諤」と略すこともある。
観感興起(かんかんこうき)
実際に目で見て、それに感動して奮い立つこと。 「観」は目で見ること。
関関雎鳩(かんかんしょきゅう)
夫婦の仲がよいこと。 「関関」は鳥がむつまじく鳴く声のたとえ。 「雎鳩」は水鳥のみさごの別名。 みさごのつがいが、仲良く和らいで鳴き交わしているということから。
乾乾浄浄(かんかんじょうじょう)
私欲がなく、清らかでさっぱりとしていること。 または、全部なくなること。
官官接待(かんかんせったい)
地方の公務員が公費を使って、中央の公務員を接待すること。 「官官」は公務員同士という意味。 地方の公務員が中央の役人を接待して、予算の便宜を図ってもらうことをいう。
感慨無量(かんがいむりょう)
計ることが出来ないほど、深く感じ入ること。 「感慨」は深く心に感じて、しみじみとした気持ちになり、その気持ちにひたること。 「無量」は計ることができないほどに量が多いこと。 「感無量」という言葉はこれを略したもの。
寒巌枯木(かんがんこぼく)
世俗を超えた悟りの境地のこと。 または、冷淡で付き合いにくい態度のこと。 「巌」は岩のこと。 枯れた木と冷たい岩のことで、情念や煩悩を捨て去った悟りの境地をいう禅宗の言葉。 「寒巌枯木」ともいう。
汗顔無地(かんがんむち)
その場から逃げ出したいほどに恥ずかしいこと。 「汗顔」は顔に汗をかくということから、この上ないほどに恥ずかしい様子のこと。 「無地」は場所がないということから、居場所がないこと。 「汗顔(かんがん)、地無(ちな)し」とも読む。
歓喜抃舞(かんきべんぶ)
思いっきり喜ぶこと。 「抃舞」は手を打ち鳴らして踊ること。
緩急軽重(かんきゅうけいちょう)
物事や状況の重要性や緊急性の程度のこと。 「緩急」は緊急ではないことと、緊急なこと。 「軽重」は重要性の程度の軽さと重さ。 「軽重緩急」ともいう。
緩急剛柔(かんきゅうごうじゅう)
状況に合わせて適切に対処すること。 「緩急」は緩やかなことと、厳しいこと。 「剛柔」は強いことと、優しいこと。
緩急自在(かんきゅうじざい)
物事を思いのままに操ること。 「緩急」は程度が弱いことと強いこと。または、遅いことと早いこと。 「自在」は思ったとおりにできること。 状況に合わせて程度や速度などを思い通りに操ることをいう。
貫朽粟陳(かんきゅうぞくちん)
財産が極めて多いことのたとえ。 「貫朽」は穴の開いた銭に通してまとめておく銭差しの紐が朽ちること。 「粟陳」は保管していた穀物の粟が腐りかけること。 貨幣を溜め込みすぎて銭差しの紐が切れ、粟を溜め込みすぎて腐りかけるということから。
閑居養志(かんきょようし)
世間から離れて、心を育てること。 「閑居」は静かな家。 「養志」は心を鍛錬すること。 「閑居(かんきょ)して志(こころざし)を養う」とも読む。
寒気凜冽(かんきりんれつ)
極めて寒いこと。 「凜」と「冽」はどちらも寒いという意味から、「凜冽」は非常に寒いこと。 「寒気凜烈」とも書く。
管窺蠡測(かんきれいそく)
見識が非常に狭いこと。 または、狭い見識で物事の全体を判断すること。 「管窺」は管を通して空を見ること。 「蠡測」はほら貝の貝殻で海の水の量を量ること。 「管蠡」と略して使うこともある言葉。 「管(かん)もて窺(うかが)い蠡(れい)もて測る」とも読む。
