完璧帰趙とは
完璧帰趙
かんぺき-きちょう
四字熟語 | 完璧帰趙 |
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読み方 | かんぺききちょう |
意味 | 預かった大切なものを傷一つつけずに返すこと。 「璧」は宝石のこと。 古代中国の戦国時代、和氏の璧という宝石を持っていた趙の恵文王は、秦の昭王から十五の城市と交換するように要求され、藺相如が和氏の璧を届けに行ったが、道中で交換ではなく奪うつもりだと気づき、一度秦の昭王に奪われた後に、上手く言いくるめて取り返して趙の国に持ち帰ったという故事から。 「璧を完うして趙に帰る」とも読み、「完璧」という言葉の語源とされている。 |
出典 | 『史記』「藺相如伝」 |
使用漢字 | 完 / 璧 / 帰 / 趙 |
「完」を含む四字熟語
- 完全燃焼(かんぜんねんしょう)
- 完全無欠(かんぜんむけつ)
- 完璧帰趙(かんぺききちょう)
- 裋褐不完(じゅかつふかん)
「璧」を含む四字熟語
「帰」を含む四字熟語
- 異路同帰(いろどうき)
- 永遠回帰(えいえんかいき)
- 永劫回帰(えいごうかいき)
- 解甲帰田(かいこうきでん)
- 改邪帰正(かいじゃきせい)
- 完璧帰趙(かんぺききちょう)
- 帰依三宝(きえさんぽう)
- 帰家穏座(きかおんざ)
- 帰真反璞(きしんはんはく)
- 帰正反本(きせいはんぽん)
- 帰巣本能(きそうほんのう)
- 帰馬放牛(きばほうぎゅう)
- 帰命頂礼(きみょうちょうらい)
- 虚往実帰(きょおうじっき)
- 錦標奪帰(きんぴょうだっき)
- 殊俗帰風(しゅぞくきふう)
- 殊塗同帰(しゅとどうき)
- 生寄死帰(せいきしき)
- 隻履西帰(せきりせいき)
- 全生全帰(ぜんせいぜんき)
- 陶潜帰去(とうせんききょ)
- 百川帰海(ひゃくせんきかい)
- 不帰之客(ふきのきゃく)
- 放虎帰山(ほうこきざん)
- 翻邪帰正(ほんじゃきせい)
「趙」を含む四字熟語
- 完璧帰趙(かんぺききちょう)
- 張王李趙(ちょうおうりちょう)
- 趙州洗鉢(ちょうしゅうせんぱつ)