髀肉之嘆とは
髀肉之嘆
ひにくの-たん
四字熟語 | 髀肉之嘆 |
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読み方 | ひにくのたん |
意味 | 実力を発揮する機会がなく、功績を上げられないことを嘆くこと。 または、特にやることもなく、無駄に日々を過ごすことを嘆くこと。 「髀肉」は太ももについた贅肉。 中国の三国時代の蜀の劉備は、劉表のもとに身を寄せたが、劉表は劉備の野心を警戒して重用することなく、戦場に出る機会もなくなり、常に戦場に出て締まっていた太ももに贅肉がついたと、劉備が嘆いた故事から。 「髀肉」は「脾肉」、「嘆」は「歎」とも書く。 |
出典 | 『三国志』「蜀志・先主伝・注」 |
異形 | 脾肉之嘆(ひにくのたん) |
髀肉之歎(ひにくのたん) | |
脾肉之歎(ひにくのたん) | |
漢検級 | 1級 |
場面用途 | 嘆く / 無為に過ごす / 機会に恵まれない / 機会 / 感情 |
使用漢字 | 髀 / 肉 / 之 / 嘆 / 脾 / 歎 |
「髀」を含む四字熟語
- 髀肉之嘆(ひにくのたん)
「肉」を含む四字熟語
- 一塊之肉(いっかいのにく)
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「之」を含む四字熟語
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