五里霧中とは
五里霧中
ごりむ-ちゅう
四字熟語 | 五里霧中 |
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読み方 | ごりむちゅう |
意味 | 物事の状況が全くわからず、判断に困ること。または、そのような状況。 「五里霧」は五里にも渡って周囲が霧で覆われていること、「中」はその霧の中にいること。 霧の中にいて、先もよく見えず方向もよくわからない状態という意味から。 後漢の道士の張楷が五里霧という仙術を使い、周囲五里を霧で覆ったという故事からきた言葉。 |
出典 | 『後漢書』「張楷伝」 |
漢検級 | 4級 |
場面用途 | 不明確 / 状態 / ことわざ |
類義語 | 曖昧模糊(あいまいもこ) |
暗中摸索(あんちゅうもさく) | |
使用語彙 | 五 |
使用漢字 | 五 / 里 / 霧 / 中 |
「五」を含む四字熟語
- 一発五豝(いっぱつごは)
- 陰陽五行(いんようごぎょう)
- 九寸五分(くすんごぶ)
- 五蘊皆空(ごうんかいくう)
- 五蘊盛苦(ごうんじょうく)
- 五陰盛苦(ごおんじょうく)
- 五角六張(ごかくろくちょう)
- 五行相剋(ごぎょうそうこく)
- 五行相生(ごぎょうそうしょう)
- 五行並下(ごぎょうへいか)
- 五穀豊穣(ごこくほうじょう)
- 五山十刹(ござんじっせつ)
- 五色霜林(ごしきのそうりん)
- 五趣生死(ごしゅしょうじ)
- 五障三従(ごしょうさんじゅう)
- 五十知命(ごじゅうちめい)
- 五盛陰苦(ごじょうおんく)
- 五濁悪世(ごじょくあくせ)
- 五臓六腑(ごぞうろっぷ)
- 五体投地(ごたいとうち)
- 五風十雨(ごふうじゅうう)
- 五分五分(ごぶごぶ)
- 五方雑処(ごほうざっしょ)
- 五里霧中(ごりむちゅう)
- 五倫五常(ごりんごじょう)
- 五倫十起(ごりんじっき)
- 三綱五常(さんこうごじょう)
- 三三五五(さんさんごご)
- 三令五申(さんれいごしん)
- 三老五更(さんろうごこう)
「里」を含む四字熟語
- 悪事千里(あくじせんり)
- 一日千里(いちじつせんり)
- 一望千里(いちぼうせんり)
- 一里撓椎(いちりどうつい)
- 一瀉千里(いっしゃせんり)
- 雲烟万里(うんえんばんり)
- 雲泥万里(うんでいばんり)
- 階前万里(かいぜんばんり)
- 薤露蒿里(かいろこうり)
- 懸軍万里(けんぐんばんり)
- 皓月千里(こうげつせんり)
- 毫釐千里(ごうりせんり)
- 五里霧中(ごりむちゅう)
- 山川万里(さんせんばんり)
- 志在千里(しざいせんり)
- 咫尺万里(しせきばんり)
- 七里結界(しちりけっかい)
- 舳艫千里(じくろせんり)
- 尺幅千里(せきふくせんり)
- 千里一曲(せんりいっきょく)
- 千里同風(せんりどうふう)
- 千里之足(せんりのあし)
- 千里之駕(せんりのが)
- 千里結言(せんりのけつげん)
- 千里之志(せんりのこころざし)
- 千里無烟(せんりむえん)
- 千里命駕(せんりめいが)
- 前程万里(ぜんていばんり)
- 波濤万里(はとうばんり)
- 跛鼈千里(はべつもせんり)
「霧」を含む四字熟語
「中」を含む四字熟語
- 暗中飛躍(あんちゅうひやく)
- 暗中摸索(あんちゅうもさく)
- 衣帯中賛(いたいちゅうのさん)
- 意中之人(いちゅうのひと)
- 一旅中興(いちりょちゅうこう)
- 一発必中(いっぱつひっちゅう)
- 異類中行(いるいちゅうぎょう)
- 雲中白鶴(うんちゅうのはっかく)
- 永世中立(えいせいちゅうりつ)
- 曳尾塗中(えいびとちゅう)
- 火中取栗(かちゅうしゅりつ)
- 火中之栗(かちゅうのくり)
- 渦中之人(かちゅうのひと)
- 禍中有福(かちゅうゆうふく)
- 管中窺天(かんちゅうきてん)
- 管中窺豹(かんちゅうきひょう)
- 外強中乾(がいきょうちゅうかん)
- 眼中之釘(がんちゅうのくぎ)
- 眼中之人(がんちゅうのひと)
- 眼中無人(がんちゅうむじん)
- 橘中之楽(きっちゅうのたのしみ)
- 胸中甲兵(きょうちゅうのこうへい)
- 胸中成竹(きょうちゅうのせいちく)
- 局外中立(きょくがいちゅうりつ)
- 魚塩之中(ぎょえんのうち)
- 空中楼閣(くうちゅうのろうかく)
- 空中分解(くうちゅうぶんかい)
- 苦中作楽(くちゅうさくらく)
- 髻中明珠(けいちゅうみょうしゅ)
- 月中蟾蜍(げっちゅうのせんじょ)