「げき」から始まる四字熟語
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激而行之(げきじこうし)
善の本質を持つ人でも、欲望が激しくなると悪事を行ってしまうということ。 水の流れをせき止めて逆行させることから。 「激(げき)して之(これ)を行(や)る」とも読む。
撃壌鼓腹(げきじょうこふく)
善い政治が行われ、人民が平和で不満のない生活を楽しむ様子。または、世の中が平和なことのたとえ。 「鼓腹」は食べるものが十分にあり、満腹になった腹を楽器のように打ち鳴らすこと。 「壌」は土や地面のことで、「撃壌」は地面をたたいて拍子をとること。 古代中国の聖天使尭帝は、世の中がうまく治まっているか気になり町の様子を見に行った。 そこで、一人の老人が満腹になった腹を打ち鳴らし、地面を踏んで拍子をとりながら「世の中は平和で天子はいてもいなくても変わらない」という意味の歌を歌っていた。 それを聞いた尭帝は、人民が政治を行うものの力を意識することなく、満ち足りた生活が出来ていることが分かり安心したという故事から。 「撃壌鼓腹」ともいう。
撃壌之歌(げきじょうのうた)
古代中国の伝説の聖天子である尭帝が国を治めている時代に、世の中が平和であることを喜び、人々が歌った歌のこと。 「撃壌」は足で地面を踏み、音を鳴らして拍子をとること。
撃柝一声(げきたくいっせい)
拍子木を打つこと。 または、合図すること。 「撃柝」は拍子木を打ち鳴らして、夜に見回りをすること。または、その人、夜番のこと。
激濁揚清(げきだくようせい)
悪を取り除き、善を勧めること。 「濁」は濁った流れことで、悪のたとえ。 「清」は清らかな水のことで、善のたとえ。 悪を激流に流して、善を上に押し上げるという意味から。 「濁(だく)を激(げき)して清(せい)を揚(あ)ぐ」とも読む。 「揚清激濁」ともいう。
撃排冒没(げきはいぼうぼつ)
一切を顧みずに、徹底的に攻撃すること。 「撃排」は撃退すること。 「冒」は覆って押さえつけること。 「没」は沈めること。
激憤慷慨(げきふんこうがい)
激しく怒って嘆くこと。 「激憤」は激しく怒ること。または、その怒り。 「慷慨」は怒り嘆くこと。
屐履之間(げきりのあいだ)
非常にこまかいこと。 「屐」は木の下駄のような履物。 「履」は靴という意味。 履物を履いて歩く時間という意味から。
屐履之間(げきりのかん)
非常にこまかいこと。 「屐」は木の下駄のような履物。 「履」は靴という意味。 履物を履いて歩く時間という意味から。