「すん」から始まる四字熟語
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寸陰尺璧(すんいんせきへき)
少し前に進み、進んだよりも多く退くこと。 または、利益よりも損害のほうが多いことのたとえ。 「寸」と「尺」は距離の単位で、一尺は十寸と同じ。 「寸陰」はほんの少しの時間。 「尺璧」は一尺の大きさがある宝石。 一尺の宝石よりも、ほんの少しの時間のほうが大切という意味から。
寸指測淵(すんしそくえん)
考えの浅い行為。 または、実際に行うことが不可能なこと。 一寸の長さしかない指で、水の深い場所の深さを測ろうとするという意味から。 「寸指(すんし)もて淵(ふち)を測る」とも読む。
寸進尺退(すんしんしゃくたい)
少し前に進み、進んだよりも多く退くこと。 または、利益よりも損害のほうが多いことのたとえ。 「寸」と「尺」は距離の単位で、一尺は十寸と同じ。 一寸の距離進んで、一尺の距離退くという意味から。
寸進尺退(すんしんせきたい)
少し前に進み、進んだよりも多く退くこと。 または、利益よりも損害のほうが多いことのたとえ。 「寸」と「尺」は距離の単位で、一尺は十寸と同じ。 一寸の距離進んで、一尺の距離退くという意味から。
寸善尺魔(すんぜんしゃくま)
世の中には悪いことが多く、善いことは少ないことのたとえ。または、よいことがあっても、悪いことに邪魔されてうまくいかないということ。 「寸」と「尺」は長さの単位で、「寸」は「尺」の十分の一の単位。
寸善尺魔(すんぜんせきま)
世の中には悪いことが多く、善いことは少ないことのたとえ。または、よいことがあっても、悪いことに邪魔されてうまくいかないということ。 「寸」と「尺」は長さの単位で、「寸」は「尺」の十分の一の単位。
寸草春暉(すんそうしゅんき)
両親からの恩は非常に大きく、子がどれだけ孝行しても、少しですら報いることは出来ないということのたとえ。 「寸」は長さの単位で、短い長さのたとえ。 「寸草」は、短い草のことで、両親の恩に報いようとするほんの少しの気持ちをたとえた言葉。 「春暉」は春の太陽の光のことで、両親からの恩のたとえ。 短い草がどれだけ孝行しても、春の日の光によって育てられた恩に報いることは出来ないという意味から。
寸鉄殺人(すんてつさつじん)
短い一言で相手の弱点や欠点をつくことのたとえ。 「寸」は長さの単位で、短い長さのたとえ。 「寸鉄」は長さの短く鋭い刃物ということから、短く的を射た言葉のこと。 急所を突けば、短い刃物でも確実に人を殺すことが出来るという意味から。 「寸鉄(すんてつ)人を殺す」とも読む。
寸田尺宅(すんでんしゃくたく)
ほんの少しの財産のこと。 「寸田」と「尺宅」はどちらもほんの少しの財産という意味で、四方が一寸の田と四方が一尺の家という意味から。 「寸」と「尺」は長さの単位で、どちらも短い長さのたとえ。
寸土寸金(すんどすんきん)
住んでいる人の数が多いために、極めて価格の高い土地のこと。 または、少しの量でも、価値が非常に高いもののたとえ。 「寸土」はほんの少しの土地。 「寸金」はほんの少しの金。または、価値が非常に高いもののたとえ。
寸馬豆人(すんばとうじん)
遠くにいる人や馬が小さく見えること。または、絵画の背景として書かれている人や馬が小さいこと。 「寸」は長さの単位で、短い長さのたとえ。 「寸」と「豆」はどちらも小さいことのたとえ。
寸歩難行(すんぽなんこう)
わずかな距離も移動することが出来ないこと。または、非常に苦しい立場に立たされ、どうすることも出来ない状態のたとえ。 「寸歩」はほんの少しの距離、一歩。 一歩も動くことが出来ないという意味から。 「寸歩(すんぽ)行(ゆ)き難し」とも読む。
寸歩不離(すんぽふり)
すごく近い距離にいること。または、非常に深い関係のこと。 「寸歩」はほんの少しの距離、一歩。 一歩より遠い距離に離れることがなく、常に一緒にいるという意味から。 「寸歩(すんぽ)も離れず」とも読む。