「調」を含む四字熟語
「調」を含む四字熟語 — 8 件
異国情調(いこくじょうちょう)
異国の風物がかもしだす、自国とは違う雰囲気や風情のこと。
一本調子(いっぽんぢょうし)
ほとんど変化がなく、面白みがないこと。 音楽や文章、話し方などのことをいう。
旧調重弾(きゅうちょうちょうだん)
昔の考えや話を何度も繰り返すことのたとえ。 「旧調」は昔に流行った調子や律動のこと。 「重」は繰り返すこと。 「弾」は弾くこと。 「旧調(きゅうちょう)重ねて弾(だん)ず」とも読む。
弓調馬服(きゅうちょうばふく)
何事も基礎をしっかりとしておくことが一番大切であるということのたとえ。 「弓調」は弓の調子を整えること。 「馬服」は馬を服従させること。 弓を使うときはまず調子を整え、馬を使うときはまず人に服従させるということから。 中国の魯の哀公が孔子に人を雇う方法を尋ねたという故事から。
琴瑟調和(きんしつちょうわ)
夫婦の仲がよいこと。 「瑟」は大型の琴。 琴と瑟は合奏するとよく調和することから、夫婦仲のよさを琴と瑟の調和にたとえた言葉。 夫婦以外にも、兄弟や友人との仲が良いこともいう。
陳詞濫調(ちんしらんちょう)
昔から使われている、どこにでもあるような表現のこと。 「陳詞」は使い古された言葉や表現。 「濫調」は調子が乱れているという意味から、まとまりがないということ。
油腔滑調(ゆうこうこっちょう)
話や文章などが、物事の表面だけを捉えていて軽薄なこと。 「油」はあぶら、「滑」はなめらかや、すべるという意味で、上辺しか見ずに本質を理解していない、上滑りしていることを言い表す言葉。 「腔」と「調」はどちらも言葉の調子や語気のこと。
予定調和(よていちょうわ)
物事があらかじめ決められた流れに沿って進み、意外性なく収まること。対立や混乱がなく、結末が最初から予測できる状態。 文学やドラマなどでは、意図的に驚きや変化を排した展開を指して用いられることもある。 もともとはドイツの哲学者ライプニッツが提唱した概念で、宇宙を構成する独立した存在であるモナド(monad)同士が、神の定めた調和によって統一的な秩序を保つとする学説に由来する。英語では「pre-established harmony(あらかじめ定められた調和)」と訳される。
四字熟語一覧
- /
- 1ページ
- 全1件
