「不」を含む四字熟語
「不」を含む四字熟語 — 251 件
門外不出(もんがいふしゅつ)
とても大切な技術や物などを、決して他人に知られないように人に見せ付けたり自慢することなく隠して外に出さないこと。 家の門から外に出さないという意味から。
唯一不二(ゆいいつふじ)
世の中に一つだけで他に並ぶものがないもののこと。 「唯一」は一つだけ、「不二」は二つとないということで、同じ意味を持つ同義語を並べたもの。
游移不定(ゆういふてい)
思い切りがつかずに、物事を決められないこと。 または、常に揺れ動いていて安定しないこと。 「游移」はあっちに行ったり、こっちに行ったりして定まらないこと。 「不定」は安定しないこと。 「游移(ゆうい)して定まらず」とも読む。
勇者不懼(ゆうしゃふく)
勇敢な人は恐れないこと。 「懼」は恐怖で震え上がること。 「勇者は懼(おそれ)ず」とも読む。
優柔不断(ゆうじゅうふだん)
いつまでもはっきりとせず、決断力に欠けること。 「優柔」ははっきりとしないこと、「不断」はどうするか決めることができないこと。
優游不断(ゆうゆうふだん)
いつまでもはっきりとせず、決断力に欠けること。 「優游」はのんびりと心のままにするさま。 「不断」はどうするか決めることができないこと。
六親不和(りくしんふわ)
家族や親戚との仲が悪く、憎んで争い合うこと。 「六親」は父・子・兄・弟・夫・妻のこと。 「六親(りくしん)和(わ)せずして、孝慈(こうじ)有り」を略した言葉で、「六親(りくしん)和(わ)せず」とも読む。
霊魂不滅(れいこんふめつ)
死によって肉体がなくなっても、人の霊魂は永遠に存続し不滅であるという考えのこと。
醴酒不設(れいしゅふせつ)
人をもてなすための礼儀が雑になること。 「醴酒」は甘酒のことで、酒を飲み始めや、酒が苦手な人のため酒。 「醴酒(れいしゅ)設(もう)けず」とも読む。 中国の前漢の楚の元王は穆生を師として、酒宴の時には甘酒を用意していたが、孫の戊が楚の王になると甘酒を用意しなくなったという故事から。
老少不定(ろうしょうふじょう)
人の寿命は歳に関係なく一定ではないので予見できないということ。 「不定」は一定ではない、定まっていないというから、人生の無常をいう仏教語。 「少」は若い、または若者という意味。
和而不同(わじふどう)
人と協力はしても、むやみやたらに意見や態度を同じにしないこと。 徳があるものは協力はするが同調はしない、徳がないものは協力はしないが同調するという意味から。
