「はつ」で終わる四字熟語
「はつ」で終わる四字熟語 — 12 件
一触即発(いっしょくそくはつ)
非常に緊迫した状態のこと。 「一触」はちょっと触れること。「即発」はすぐに爆発すること。 ちょっとしたことで大変なことが起きるかもしれない危険な状態をいう言葉。
引而不発(いんじふはつ)
人に教える時に、基本的な方法だけを教えて、その人が自ら理解するまで待つ方法。 弓の射方を教える時に、弓の引き絞る方法だけを教えて矢を放たないということから。 「引(ひ)きて発(はっ)せず」とも、「引(ひ)きて発(はな)たず」とも読む。
活火激発(かっかげきはつ)
激しい炎が勢いよく起こること。 「活火」は火が激しく燃えている様子。 「激発」は爆発すること。 火山が爆発するように炎が激しくおこることをいう言葉。
間不容髪(かんふようはつ)
何か事が起きたときに、それに合わせた行動をすぐに行うこと。 髪の毛一本を入れる隙間もないという意味から。 「間、髪を容れず」という形で使うことが多い言葉。
鶏皮鶴髪(けいひかくはつ)
年老いて衰えた老人の容姿のたとえ。 鶏のように張りを失った肌と、鶴の羽のように白い髪の毛という意味から。 「鷄皮鶴髪」とも書く。
賤斂貴発(せんれんきはつ)
価格が安いときに暴落を防ぐために買って保存しておき、価格が高くなったときに、高騰しすぎないように保存しておいたものを売って物価の安定を図る政策のこと。 「賤」は安価。 「斂」は集めること。 「貴」は高価。 「発」は出すこと。 「賤(せん)に斂(おさ)め貴(き)に発す」とも読む。
踔厲風発(たくれいふうはつ)
激しく議論を交わす様子。 「踔厲」は勢いが盛んなこと。 「風発」は盛んな勢いで言葉が口から出ること。 風が起こるように、激しい勢いで言葉が口から出るという意味から。
談論風発(だんろんふうはつ)
盛んに議論や討論をすること。 「談論」は議論や討論のこと。 「風発」は風が勢いよく吹くという意味から、物事の勢いが盛んな様子。
吐哺握髪(とほあくはつ)
熱心にすぐれた人材を探し求めることのたとえ。 「握髪」は髪を握ること。 「吐哺」は食べ物を吐き出すこと。 春秋時代、周公旦は食事中でも食べ物を吐き出し、入浴中でも濡れた髪を握って、面接を求める人にはすぐに面会して、すぐれた人材の登用に努めたという故事から。 「吐哺握髪」「吐哺捉髪」「吐握之労」ともいう。
童顔鶴髪(どうがんかくはつ)
年老いても元気な人の様子。 「鶴髪」は鶴の羽毛のような白髪のこと。 「童顔」は子どものような幼い顔。または、子どものように色つやのよい顔のこと。 「童顔鶴髪」ともいう。
敝衣蓬髪(へいいほうはつ)
ぼろぼろの服、乱れ放題の髪のことから、身なりが汚い様子。 「敝衣」はぼろぼろの服。 「蓬髪」は乱れ放題でよもぎのような髪のこと。 「弊衣蓬髪」とも書く。
尨眉皓髪(ぼうびこうはつ)
老人を言い表す言葉。 「尨」は白髪混じりという意味。 「皓」は色が白いという意味。 髪や眉に白い毛が混じるという意味から。
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