即時一杯とは
即時一杯
そくじ-いっぱい
四字熟語 | 即時一杯 |
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読み方 | そくじいっぱい |
意味 | 後で大きな利益を得るよりも、すぐに手に入る小さな利益のほうがよいということ。
「即時一杯の酒に如かず」を略した言葉で、後世に名を残すよりも、今の一杯の酒のほうが大切だという意味から。 古代中国の晋の張翰は、何もせずに毎日を過ごしていたことを人に諫(いさ)められたが、死後に名誉を残すよりも、目の前の酒を飲むことのほうが大切だと答えたという故事から。 「即時一盃」とも書く。 |
出典 | 『世説新語』「任誕」 |
異形 | 即時一盃(そくじいっぱい) |
漢検級 | 4級 |
場面用途 | 目先の利益にとらわれる |
使用語彙 | 一杯 |
使用漢字 | 即 / 時 / 一 / 杯 / 盃 |
「即」を含む四字熟語
「時」を含む四字熟語
- 暗黒時代(あんこくじだい)
- 一日片時(いちじつへんじ)
- 一時名流(いちじめいりゅう)
- 一時流行(いちじりゅうこう)
- 黄金時代(おうごんじだい)
- 光明時代(こうみょうじだい)
- 使民以時(しみんいじ)
- 取快一時(しゅかいいちじ)
- 少壮幾時(しょうそういくときぞ)
- 四六時中(しろくじちゅう)
- 時移俗易(じいぞくえき)
- 時雨之化(じうのか)
- 時期尚早(じきしょうそう)
- 時機到来(じきとうらい)
- 時時刻刻(じじこくこく)
- 時節到来(じせつとうらい)
- 時代錯誤(じだいさくご)
- 時不可失(じふかしつ)
- 時不久留(じふきゅうりゅう)
- 時不再来(じふさいらい)
- 即時一杯(そくじいっぱい)
- 啐啄同時(そったくどうじ)
- 天地四時(てんちしいじ)
- 時世時節(ときよじせつ)
- 二六時中(にろくじちゅう)
- 不時之需(ふじのじゅ)
- 不時之須(ふじのもとめ)
- 旁時掣肘(ぼうじせいちゅう)
- 臨命終時(りんみょうじゅうじ)
「一」を含む四字熟語
- 以一当千(いいつとうせん)
- 夷険一節(いけんいっせつ)
- 一意攻苦(いちいこうく)
- 一意孤行(いちいここう)
- 一意専心(いちいせんしん)
- 一衣帯水(いちいたいすい)
- 一飲一啄(いちいんいったく)
- 一韻到底(いちいんとうてい)
- 一栄一辱(いちえいいちじょく)
- 一栄一落(いちえいいちらく)
- 一往一来(いちおういちらい)
- 一往深情(いちおうしんじょう)
- 一往直前(いちおうちょくぜん)
- 一億一心(いちおくいっしん)
- 一月三舟(いちがつさんしゅう)
- 一雁高空(いちがんこうくう)
- 一技之長(いちぎのちょう)
- 一牛吼地(いちぎゅうこうち)
- 一牛鳴地(いちぎゅうめいち)
- 一行三昧(いちぎょうざんまい)
- 一芸一能(いちげいいちのう)
- 一言一行(いちげんいっこう)
- 一言九鼎(いちげんきゅうてい)
- 一言居士(いちげんこじ)
- 一元描写(いちげんびょうしゃ)
- 一言蔽之(いちげんへいし)
- 一期一会(いちごいちえ)
- 一伍一什(いちごいちじゅう)
- 一語一句(いちごいっく)
- 一合一離(いちごういちり)