蒟蒻問答とは
蒟蒻問答
こんにゃく-もんどう
四字熟語 | 蒟蒻問答 |
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読み方 | こんにゃくもんどう |
意味 | 的外れで噛みあっていない論争のこと。 元は古典落語の「蒟蒻問答」から出た言葉で、住職がいなくなり荒れ果てた寺を心配した蒟蒻屋の六兵衛は、居候の八五郎に住職になるように言った。 にわか坊主となった八五郎は、旅の禅僧に禅問答をしかけられ、問答に負けると寺を追い出されることになり、六兵衛に相談すると、六兵衛は住職になりすまして問答を受けると言った。 六兵衛は禅僧の問に何も答えず、禅僧はそれを無言の行と勘違いし、次は身振りで問を出した。 六兵衛は、身振りの問に、自身が坊主に成りすました蒟蒻屋ということが気づいていると思い、自分の作った蒟蒻が馬鹿にされたと勘違いし、六兵衛も身振りで問に答えると、禅僧はすばらしい答えと解釈して負けを認めたという故事から。 |
漢検級 | 1級 |
場面用途 | 内容のない議論 / 議論 |
使用漢字 | 蒟 / 蒻 / 問 / 答 |
「蒟」を含む四字熟語
- 蒟蒻問答(こんにゃくもんどう)
「蒻」を含む四字熟語
- 蒟蒻問答(こんにゃくもんどう)
「問」を含む四字熟語
- 以多問寡(いたもんか)
- 一問一答(いちもんいっとう)
- 記問之学(きもんのがく)
- 愚問愚答(ぐもんぐとう)
- 外題学問(げだいがくもん)
- 刻苦問学(こっくもんがく)
- 蒟蒻問答(こんにゃくもんどう)
- 自問自答(じもんじとう)
- 切問近思(せつもんきんし)
- 珍問珍答(ちんもんちんとう)
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- 博学審問(はくがくしんもん)
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- 表敬訪問(ひょうけいほうもん)
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