抱柱之信とは
抱柱之信
ほうちゅうの-しん
四字熟語 | 抱柱之信 |
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読み方 | ほうちゅうのしん |
意味 | 約束を守りぬくことのたとえ。 または、正直すぎて機転がきかないことのたとえ。 「抱柱」は橋の脚にしがみつくこと。 「信」は信義という意味。 魯の国の尾生が橋の下で女性と会う約束をしたが、いつまでも女性はこないまま尾生は橋の下で待ち続けた。 やがて、雨が降り始めて川が増水して、橋の橋脚に抱きついたまま溺れ死んだという故事から。 |
出典 | 『荘子』「盗跖」 |
漢検級 | 準1級 |
場面用途 | 融通が利かない / 約束を果たす |
類義語 | 尾生之信(びせいのしん) |
使用漢字 | 抱 / 柱 / 之 / 信 |
「抱」を含む四字熟語
「柱」を含む四字熟語
- 膠柱鼓瑟(こうちゅうこしつ)
- 中流砥柱(ちゅうりゅうのしちゅう)
- 抱柱之信(ほうちゅうのしん)
「之」を含む四字熟語
- 阿吽之息(あうんのいき)
- 阿衡之佐(あこうのさ)
- 阿保之功(あほのこう)
- 晏子之御(あんしのぎょ)
- 帷幄之臣(いあくのしん)
- 異域之鬼(いいきのき)
- 衣錦之栄(いきんのえい)
- 倚玉之栄(いぎょくのえい)
- 一技之長(いちぎのちょう)
- 一言蔽之(いちげんへいし)
- 一日之長(いちじつのちょう)
- 一樹之陰(いちじゅのかげ)
- 一面之辞(いちめんのじ)
- 意中之人(いちゅうのひと)
- 一塊之肉(いっかいのにく)
- 一割之利(いっかつのり)
- 一簣之功(いっきのこう)
- 一丘之貉(いっきゅうのかく)
- 一狐之腋(いっこのえき)
- 一笑置之(いっしょうちし)
- 一炊之夢(いっすいのゆめ)
- 一世之傑(いっせいのけつ)
- 一世之雄(いっせいのゆう)
- 一朝之忿(いっちょうのいかり)
- 一朝之患(いっちょうのうれい)
- 一飯之恩(いっぱんのおん)
- 一飯之徳(いっぱんのとく)
- 一飯之報(いっぱんのむくい)
- 一以貫之(いついかんし)
- 鷸蚌之争(いつぼうのあらそい)
「信」を含む四字熟語
- 移木之信(いぼくのしん)
- 音信不通(おんしんふつう)
- 姦言似信(かんげんじしん)
- 韓信匍匐(かんしんほふく)
- 軽諾寡信(けいだくかしん)
- 軽便信用(けいべんしんよう)
- 孝悌忠信(こうていちゅうしん)
- 徙木之信(しぼくのしん)
- 信及豚魚(しんきゅうとんぎょ)
- 信疑忠謗(しんぎちゅうぼう)
- 信外軽毛(しんげきょうもう)
- 信言不美(しんげんふび)
- 信賞必罰(しんしょうひつばつ)
- 信心決定(しんじんけつじょう)
- 信誓旦旦(しんせいたんたん)
- 大信不約(たいしんふやく)
- 豚魚之信(とんぎょのしん)
- 背信棄義(はいしんきぎ)
- 半信半疑(はんしんはんぎ)
- 尾生之信(びせいのしん)
- 抱柱之信(ほうちゅうのしん)
- 朋友有信(ほうゆうゆうしん)