粟粒一炊とは
粟粒一炊
ぞくりゅう-いっすい
四字熟語 | 粟粒一炊 |
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読み方 | ぞくりゅういっすい |
意味 | 人の世界での繁栄は儚いということのたとえ。 または、人の人生が儚いことのたとえ。 「粟粒」は穀物の粟のこと。 「一炊」は一度飯を炊くこと。 唐の盧生という人が、旅の途中の邯鄲の町で、道士から出世が叶うという枕を借りて寝ると、出世して財力や権力を手に入れる夢を見た。 目が覚めると、宿の主人に頼んでいた、粟のかゆが出来上がっていないほどのわずかな時間しか過ぎていなかったという故事から。 |
出典 | 『枕中記』 |
場面用途 | 世の儚さ / 人生の儚さ |
類義語 | 一炊之夢(いっすいのゆめ) |
栄華之夢(えいがのゆめ) | |
邯鄲之夢(かんたんのゆめ) | |
黄粱之夢(こうりょうのゆめ) | |
盧生之夢(ろせいのゆめ) | |
使用語彙 | 一炊 |
使用漢字 | 粟 / 粒 / 一 / 炊 |
「粟」を含む四字熟語
「粒」を含む四字熟語
- 一粒万倍(いちりゅうまんばい)
- 粟粒一炊(ぞくりゅういっすい)
- 粒粒辛苦(りゅうりゅうしんく)
「一」を含む四字熟語
- 以一当千(いいつとうせん)
- 夷険一節(いけんいっせつ)
- 一意攻苦(いちいこうく)
- 一意孤行(いちいここう)
- 一意専心(いちいせんしん)
- 一衣帯水(いちいたいすい)
- 一飲一啄(いちいんいったく)
- 一韻到底(いちいんとうてい)
- 一栄一辱(いちえいいちじょく)
- 一栄一落(いちえいいちらく)
- 一往一来(いちおういちらい)
- 一往深情(いちおうしんじょう)
- 一往直前(いちおうちょくぜん)
- 一億一心(いちおくいっしん)
- 一月三舟(いちがつさんしゅう)
- 一雁高空(いちがんこうくう)
- 一技之長(いちぎのちょう)
- 一牛吼地(いちぎゅうこうち)
- 一牛鳴地(いちぎゅうめいち)
- 一行三昧(いちぎょうざんまい)
- 一芸一能(いちげいいちのう)
- 一言一行(いちげんいっこう)
- 一言九鼎(いちげんきゅうてい)
- 一言居士(いちげんこじ)
- 一元描写(いちげんびょうしゃ)
- 一言蔽之(いちげんへいし)
- 一期一会(いちごいちえ)
- 一伍一什(いちごいちじゅう)
- 一語一句(いちごいっく)
- 一合一離(いちごういちり)