大義滅親とは
大義滅親
たいぎ-めっしん
四字熟語 | 大義滅親 |
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読み方 | たいぎめっしん |
意味 | 国や君主の正義を貫くためには、親や兄弟などの身内すらかえりみないこと。
「大義」は人として大切な道義。 「親」は親や兄弟などの身内。 春秋時代に衛の州吁と石厚が、共謀して君主を殺し王位を奪ったが、民心をつかむことができなかった。 石厚の父親「石サク」は石厚に”陳の国に助けを求めよ”と命じ、その裏で陳王に「君主を殺したものを処刑してほしい」と伝えた。 州吁と石厚は陳王に処刑され、正義を貫くために自分の子供の命すらかえりみなかった石サクは民に純臣として賞賛されたという故事から。 |
出典 | 『春秋左氏伝』「隠公四年」 |
漢検級 | 3級 |
類義語 | 以義割恩(いぎかつおん) |
使用語彙 | 大義 |
使用漢字 | 大 / 義 / 滅 / 親 |
「大」を含む四字熟語
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- 過大評価(かだいひょうか)
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- 豁然大悟(かつぜんたいご)
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- 気宇壮大(きうそうだい)
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- 志大才疎(しだいさいそ)
「義」を含む四字熟語
- 因声求義(いんせいきゅうぎ)
- 引喩失義(いんゆしつぎ)
- 温情主義(おんじょうしゅぎ)
- 義理一遍(ぎりいっぺん)
- 義理人情(ぎりにんじょう)
- 権理通義(けんりつうぎ)
- 見利忘義(けんりぼうぎ)
- 古言古義(こげんこぎ)
- 舎生取義(しゃせいしゅぎ)
- 主義主張(しゅぎしゅちょう)
- 守節死義(しゅせつしぎ)
- 消極主義(しょうきょくしゅぎ)
- 従容就義(しょうようしゅうぎ)
- 事大主義(じだいしゅぎ)
- 徇国死義(じゅんこくしぎ)
- 仁義多責(じんぎたせき)
- 人道主義(じんどうしゅぎ)
- 刹那主義(せつなしゅぎ)
- 先義後利(せんぎこうり)
- 大義名分(たいぎめいぶん)
- 大義滅親(たいぎめっしん)
- 耽美主義(たんびしゅぎ)
- 断章取義(だんしょうしゅぎ)
- 忠魂義胆(ちゅうこんぎたん)
- 忠勇義烈(ちゅうゆうぎれつ)
- 敵本主義(てきほんしゅぎ)
- 桃園結義(とうえんけつぎ)
- 蹈節死義(とうせつしぎ)
- 背信棄義(はいしんきぎ)
- 非義非道(ひぎひどう)
「滅」を含む四字熟語
- 以水滅火(いすいめっか)
- 陰陰滅滅(いんいんめつめつ)
- 永遠不滅(えいえんふめつ)
- 灰身滅智(けしんめっち)
- 災難即滅(さいなんそくめつ)
- 罪業消滅(ざいごうしょうめつ)
- 刺字漫滅(しじまんめつ)
- 証拠隠滅(しょうこいんめつ)
- 生者必滅(しょうじゃひつめつ)
- 清浄寂滅(しょうじょうじゃくめつ)
- 生滅遷流(しょうめつせんる)
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- 寂滅為楽(じゃくめついらく)
- 常住不滅(じょうじゅうふめつ)
- 千古不滅(せんこふめつ)
- 是生滅法(ぜしょうめっぽう)
- 大義滅親(たいぎめっしん)
- 凋零磨滅(ちょうれいまめつ)
- 涅槃寂滅(ねはんじゃくめつ)
- 念念生滅(ねんねんしょうめつ)
- 畢竟寂滅(ひっきょうじゃくめつ)
- 不朽不滅(ふきゅうふめつ)
- 滅私奉公(めっしほうこう)
- 滅頂之災(めっちょうのさい)
- 霊魂不滅(れいこんふめつ)